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合わない入歯が引き起こす症状
頭痛・肩こり・吐き気・認知症・・・
合わない入れ歯は身体全体の健康も奪いかねません
毎日が辛く、憂鬱・・・。
Aさん(61歳女性)の場合
Aさんが近所の歯科医院で作ってもらったのは保険の範囲内で作ることができるプラスチックの入れ歯。これで以前のように好きなお煎餅をバリバリ食べたり、合唱サークルで思いっきり歌えると思ったのも束の間、入れ歯に違和感を覚えるようになりました。最初はまだ慣れないせいだと思いましたが違和感はやがて痛みになり、入れ歯をつけること自体が憂鬱に。仕方なく食事の時だけ入れ歯を使うようにしていたのですが、歯ぐきが痩せてしまい、その結果入れ歯に物が挟まったり食事中に外れてしまったりとため息が増えるばかりです。
所見
Aさんの痛みの原因は入れ歯が歯ぐきを圧迫することにより引き起こされた炎症です。痛みを我慢して合わない入れ歯を無理に使い続ければ炎症は悪化。使うのをやめれば歯ぐきが痩せ衰え、ますます入れ歯が合わなくなるという悪循環に陥ってしまったのです。
このままでは残っている歯にも悪影響を及ぼし、さらに身体や精神に不調をきたすことにもなりかねません。
頭痛薬・胃腸薬が手放せない。
Nさん(59歳男性)の場合
数年来、頭痛がひどいのと胃腸の調子が悪いのとで薬が手放せない状態だというNさん。管理職というポストについてストレスが増えたためと思い、半ば諦めていました。しかし、高校時代の同窓会に出席した時、旧友たちは仕事にも趣味にも元気に励んでいるのに、自分は随分老けこんでいる・・・と、大きなショックを受けたのです。友人の中に整体師がいたので相談をしてみたところ、『そういえば以前と顔立ちも変わったようだ。頭痛も胃痛も、その入れ歯のせいなのでは?』と言われて愕然。思い返してみると頭痛や胃腸の具合が気になりだしたのは入れ歯をするようになってからだったのです。
所見
Nさんの頭痛や胃腸の不調は入れ歯のかみ合わせが悪かったために起きたのではないかと考えられます。顎は全身の筋肉とつながっているため、合わない入れ歯を使っていると偏った緊張が筋肉に伝わり、やがて痛みとなって表れることがあるのです。
この他、肩こり・腰や首の痛み・自律神経失調症など様々な症状・疾患がかみ合わせの不具合と関連性があるといわれています。
社交的だった性格までも変わってしまった。
Uさん(77歳女性)の場合
社交的で友人が多く、旅行も大好きだったUさんは入れ歯を使い始めてからすっかり外に出なくなってしまいました。入れ歯をつけるとうまく話せない・食べられないので人と会話をしたり、一緒に食事をすることが苦痛だというのです。さらにUさんは入れ歯の不快感と吐き気にも悩まされていました。最近では口数も減り、入れ歯を使う前には年に何回も出かけていた旅行の写真を見てはポロポロと涙を流す毎日・・・。そんなUさんの姿を見ることは家族にとっても辛いことでした。
所見
吐き気は入れ歯が合っていない時によく見られる症状です。型・サイズの合っていない入れ歯が軟口蓋という敏感な部分を刺激することによって引き起こされます。会話や食事がうまくできないというのも入れ歯の型採りに問題がある証拠です。
その症状・疾患の原因は入れ歯かもしれません。
認知症
脳の記憶中枢を刺激する「噛む」という動作と認知症には関連があるのではないかといわれています。実際に症状が進行している高齢の患者様は合わない入れ歯をしていたり流動食に頼っていたりと、「噛む」ことがうまくできていないことが多いようです。
頭痛・胃痛・肩こり・腰痛
顎は全身の筋肉とつながっているため、かみ合わせが悪い入れ歯を使っていると偏った緊張が筋肉に伝わり、やがて痛みとなって表れることがあります。
吐き気
吐き気は軟口蓋という敏感な部分を型・サイズの合っていない入れ歯が刺激することにより引き起こされる症状です。物がおいしく食べられなくなり、食欲が減退するケースもあります。
入れ歯が合わない理由とは
「それぞれの口に合わせて入れ歯を作るはずなのに、どうして合わないの?」
その疑問にお答えします。入れ歯が合わない理由のページをご覧ください。
合わない入れ歯にお悩みの方は当医院にご相談ください。
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